「冷え性」は冬だけのものではありません。夏になると冷房や冷たい飲み物で体を冷やし過ぎることで、「夏の冷え性」が起こりやすくなります。長時間冷房の効いた場所にいると老廃物がたまり、血流が滞り手足が冷え、しびれや痛みが生じることがあります。他にも腹痛、生理痛、肩や腰の痛み、集中力の欠如、頭痛なども夏の冷え性の症状です。
改善方法
その1:手浴
「足湯」が全身の血流を良くすることで知られていますが、「手浴」も効果的な改善方法の1つです。洗面器に約45度のお湯を入れ、バスソルトやジンジャー系のオイルを加え手首まで浸かるようにします。お湯が冷めてきたら終了。20分ほどがベストで、この方法で全身を温めることで冷え性からくる肩こりも緩和されます。
その2:しょうが
「しょうが」は飲んで食べることで冷え性の改善に効果があります。飲み物にしょうがを加えたり、調味料として使ったりすると簡単に摂取できます。例えば、朝のグリーンスムージーにしょうがを加えたり、ハニージンジャーを作ってみると良いでしょう。ハニージンジャーは寝かせたはちみつにスライスしたしょうがを加え、紅茶やミルクに入れて飲むことができます。また、ハニージンジャーポークは体を温めるだけでなく、夏バテや元気不足にも効果的です。
「夏の冷え性」は体内の冷却が進み、自律神経のバランスを崩す可能性があります。体全体を温め、女性は体を冷やさないように心がけましょう。