紫外線対策の基本:SPFとPAの意味と使い方

春先から夏にかけて、紫外線対策が重要になります。日焼け止め商品に書かれている「SPF」と「PA」の意味を知っていますか?これらは UV ケアの効果を示すもので、正しい理解と使い方で肌を守りましょう。

SPFとは?

SPFは「Sun Protection Factor」の略で、紫外線防御指数を表します。肌に赤い斑点ができるまでの時間を延ばす効果を示します。

たとえば、SPF30の日焼け止めを塗った場合、通常20分で現れる赤い斑点が30倍に延び、約10時間の保護が期待されます。

PAとは?

PAは「Protection Grade of UV-A」の略で、UV-A防御指数を示します。SPFが肌の赤みを防ぐのに対し、PAは皮膚の黒化を防ぎます(*UV-A:肌が黒くなる日焼け)。

日本ではPAが3段階に分かれており、PA+、PA++、PA+++と評価されます。

紫外線量について

時間帯:正午前後が最も紫外線が多くなります。午前10時~午後2時の4時間で1日の紫外線の約50%以上が集中します。ただし、日の入りや日の出付近は逆に紫外線が少ない傾向があります。

季節:紫外線が多い季節は春から夏にかけてで、特に真夏がピークです。ただし、真冬でも紫外線は降り注いでいるため、1年中ケアが必要です。

肌質に応じて、時間帯や季節によって適した日焼け止めを選ぶことで、スキンケアの効果も期待できます。

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